現役のパン屋が研究する美味しいホームベーカリーレシピ
20年間パンに携わったパン職人直伝!ちょっと工夫すれば、簡単においしいパンが作れます。現役のパン屋が考えた、おいしいホームベーカリーのレシピを全公開します。
20年間パンに携わったパン職人直伝!ちょっと工夫すれば、簡単においしいパンが作れます。現役のパン屋が考えた、おいしいホームベーカリーのレシピを全公開します。
初めまして!
トントンの店チョです(*^^*)
こちらのホームページでは、「ホームベーカリーでおいしいパンを作るための方法」を現役パン屋の視点から研究することを趣旨としています。
まずはホームベーカリーが必要になりますよね。
などなど。
一番売れているホームベーカリーは間違いないので、そちらを購入しても良かったのですが、機械の機能的な面や使われている方の感想、口コミなどを拝見して、こちらを購入しました。
タイガー魔法瓶 KBY-A100W
「ダブルIHで耳までおいしい。一斤サイズの角食パンもできます。」がキャッチコピー。
パン屋的には…
いくつもあるパン製造工程の中で、いちばん重要なポイントは「焼き」です。
底面と側面のダブルIHで一気に焼成する新しいタイプのホームベーカリーとのこと。
これは期待できそうです。
とは言うものの、どちらのメーカーも切磋琢磨されているはずなので、日本のメーカーなら問題ないんじゃないかな?
天然酵母や米粉パンに興味のある方は、こちらのホームベーカリーでは難しいので、多機能型のホームベーカリーがいいと思います。
いきなりお店で作っている材料の配合で食パンを作ってみてもいいのですが…
やはり、基本は「守・破・離」の「守」から!
こちらのホームベーカリーに付属している説明書によると、基本の食パンの配合は
材料 | 1斤 | 1.5斤 | ベーカーズ% |
---|---|---|---|
水 | 180ml | 270ml | 72% |
砂糖 | 16g | 24g | 6.4% |
塩 | 4g | 6g | 1.6% |
バターまたはショートニング | 10g | 15g | 4% |
ドライイースト | 3g | 4.5g | 1.2% |
強力粉(カメリヤ) | 250g | 375g | 100% |
「ベーカーズ%」とはパン屋が使う値で、 小麦粉を100%とした時の各材料の割合です。
一般的な食パンは、砂糖5〜8%、塩2%、油脂4〜8%くらいなので、結構あっさりとした味わいの食パンになることが予想できます。
一般的にはドライイーストは0.5〜1%なので、短時間でパンが焼けるように設定されたイースト量なんですね。
思っていたよりもいい感じで焼けた!
パン特有の「ナッツの焦げたような香ばしい香り」はあまり感じませんでしたが、ふわふわで今にも潰れそうです。
昔に比べると、格段に美味しいパンが作れるようになったのかな?
耳は薄く、パリパリに。
内層は渦を巻いているように見えるので、少し水の温度が低かったか?
温度を調整すれば、もっと大きくふわふわになるのかもしれません。
食べてみると、中はふわふわ、外はパリパリ!
しかし…香りがあまり感じられない…
香りを立たせるための方法としては、
このあたりを一つずつ改良していって、誰もが「んー、うまい!」と言っていただけるような食パンを目指します!
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